”とうじろう”のコンセプト

ロボコン期間中、とうじろうについて私はホームページでこのようなことをほざいていました。

「強さとテーマの両立」
最先端のローテクの粋を結集!
目指すは全国出場!そして、真のロボコン大賞!!

 なんか今見るとあれですが、取りあえずアイディア発案段階では「奇抜なアイディア」と「強さ」を兼ね備えた ロボットを考案したつもりでした。奇抜なアイディアかどうかは個人の感想しだいなのですが、 「ポールを全部持って昇る」というマシンはとうじろうが全国でも唯一でした。私はそれだけでも満足です。

 また、「共生」という造形物のメッセージに沿ったマシンでもありました。 (各ポールの要素<人><木><動物>をアームが結びつける)この辺りもこだわってました。

 そして、ローテク。これだけはもう予定通りでした(笑)。何か機構を考案する度に「ローテクで!」と言ってました。 その結果ストッパーとリンク機構だらけのマシンになりました。ローテクロゴをマシンのあらゆる所に貼り付け、 思いっきりアピールするつもりだったのですが、映る間もなく転倒してしまいました。しかし、結果なんと技術賞を受賞。

 ロボコン大賞獲得。これは、全国大会でもらえるあの賞ではありません。一人一人の心の中に生まれる賞です。 大会が終わった後に、結果がどうあれ、 「もし、今ロボコン大賞をくれてやると言われたら、 自分は胸を張って受け取れる。それだけの努力をした。それだけの情熱を傾けてきた・・・」 と思えるような製作をしよう・・・それが目標でした。それこそが真のロボコン大賞だと信じています。

 あ、それから目標タイムは
「20秒以内にパーフェクト・パフォーマンスを決める。」
ってことでした。最初は30秒でしたが、中国地区大会の結果を知ってもっと上を目指そうかな・・・って。 結局どうだったんだろう?


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