ベース(Endeavor)

担当者:廣瀬(M4C Endeavorリーダー)、米田(M4C)、荻野(M2A)、五百城(M1A)、小畑(M1A)


斬新なフレームの土台・足まわり

 とうじろうは2つのマシンから成っています。ポールを昇る「本体」、そして足まわりの付いた「ベース」の2つです。 その「ベース」はコードネーム「Endeavor」と呼ばれ、とうじろうの個性を大いにアピールする形状になっています。 一番下のフレームは4[m]の角パイプを1本を曲げて作った、制作者曰く「画期的な蝉型」なのですが、 やはりルールがルールだけあって全国でも似たような形状は多々見かけました。 しかし、基本的に四角形がないというこのフレーム、とうじろうの中で最も頑丈かつまとまって出来ています。
噂の「蝉型」

 逆三角形のフレームは、校内選考会の時に考えられた当初の形からほとんど変わっていません。 四角形をほとんど使わず、角パイプを曲げに曲げて作ってあります。そして、この上に本体(Discovery)が 乗っかります。EndeavorとDiscoveryは、Endeavor側についたストッパーによって固定されていて、 ポールに入ることでそのストッパーが外れてDiscoveryは上に上がれるようになります。 前方の赤い部分には装飾の人形が乗ります。しかも、ナンパープレートを付けているので 公道も走れます(ウソ)。
フレーム完成時
廣瀬、荻野、Endeavorを語るの図

坂を越えるためにサスペンションを搭載

 とうじろうはポールに入ってから回転することで全てのポールにアームを引っかけます。 そのため、回転する際に右輪、ポール、左輪かせ一直線上に並ぶようになっています。 しかし、これでは駆動タイヤがマシンのほぼ中間に位置することになり、 10[cm]の段差を登るときに浮いてしまいます。このため、サスペンションが取り付けられました。 特注のバネで駆動輪を常に下に押さえつけています。このバネのカヴァーには、 たまたまサイズがピッタリだった某ボス缶ブラックが使われています。 当初は白で「URA」を書き足して「URA BOSS」にしていたのですが、NHKに何か言われる可能性が あるので全て黒塗りにして代わりにロゴを貼りました。 ちなみに、このボス缶のシールで後に「ボス電2」が当たったのでした。


凝った装飾・輝く足元

 さて、Discoveryよりも早くに完成したEndeavorは、人員が多いこともあって数々の装飾が施されました。 まず見て分かるのが、角パイプの側面青テープ装飾。1組の対面だけにテープを貼るのがポイント。 ちゃれんじろうでも使われた伝統の装飾法です。この装飾はDiscoveryの方にも施されています。

 そして何より目を引くのが、ロマン溢れるCDの輝き。マシンの前面に「神戸」のロゴとして使われています。 もちろんこれは焼きミスCD-R。廃材も装飾に利用します。ヘッドライトのように付けられたCD-Rですが、 大会前日に一度はがされ、その際に表皮膜が破れてしまい、割れたヘッドライトに…。 更に、タイヤの側面にもCD-Rが貼られています。今回はたまたまタイヤ径が12[cm]だったため、 荻野がなんとなく合わせてみたところピッタリ合ってしまいました。本人曰く、「CD-Rを貼ることにより、 美しく非常にささやかな自然なイメージを醸し出すことに成功いたしました。」


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