アーム展開部

担当者:辻(M2A)(feat.荻野、五百城、小畑)


アクチュエータを使うことなく3本のアームを同時に展開

 ←前部

   後部→

 とうじろうの見かけ最大の特徴である3本のアームを、アクチュエータ無しで同時に展開するのが この機構です。担当者に要求したことは、
1.モーターを使わないこと。
2.第4ポールに入ると3本がほぼ同時に展開する。
3.走行時の振動で誤って展開されない。
4.美しいローテクである。
ということです。そして、実際にこの4つを全て満たすものとなりました。4.が実現されているかどうかは 置いときましょう…。

 マシン本体(Discovery)の上についている、前後につながった1つのリンク機構がそれです。 簡単なリンクの組み合わせで、より複雑な動きを実現しています。 なぜか材料は筋入りアルミチャンネル。これが制作者のこだわりでしょうか。 マシンの中にポールが入るところがリンクでふさがっています。それにポールが当たるとリンク機構が動き、 前後3本のアームのストッパーが外れてアームが展開されます。どのように動くのかは、動画を見て下さい。 後部のリンクは少し複雑になっていて(クロスしている部分)、アームを固定している部分(リンクの右端) 2つが必ず同時に開くようになっています。これにより、走行中の振動による誤展開が激減しました。 さらにこの部分、ポールに入るときのガイドにもなっています。

 機構自体はかなり早くにまとまっていたのですが、アームの収納時の角度が造形物が出来てから決まったため、 何度も作り直しを強いられました。ちなみに、このリンク部分の前端が触角に見えるため、マシン本体は 「イセエビマシン」と言われたりしていました。(他にも「クワガタ」「セミ」「サソリ」等々…)


動画

アーム展開部 Mpeg動画(186KB , 320*240 , 3秒)

近畿大会マシン紹介用に撮影した映像です。
本当はベースの上に乗った状態で動いてポールに入ります。
帽子かぶって下に映ってるのが担当の辻氏です。


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