第2回 '89 「オクトパス・フットボール」
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舞子号 |
本戦出場、1回戦 |
今も生産加工室の「ロボ棚」に眠り続ける神戸高専1号機。
車体全体がパンタグラフになっていて、
その上下動作だけでボールをつかむ、持ち上るの両方の動作を行いシュートします。
タイヤは3輪で、前輪1つによる1輪駆動、1輪操舵のステアリング式です。
パソコンを用いての機構シミュレーションもしていたようです。
また、実は神戸高専伝統の「木製」も、既にこの時から始まっていました。
マシン名「舞子」は、当時神戸高専校舎があった町の名前からきています。
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第3回 '90 「ニュートロンスター」
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摩耶大橋 |
本戦出場、1回戦 |
吊り橋のようにアームがマシンが前後に展開し、
先端のハンドでバスケットボールを持ち上げリング内に入れます。その全長は8mで1回戦最大。(予選にはもっと大きなマシンがあった?)
もう片方のアームはバランスを取るためのウェイトです。
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第4回 '91 「ホットタワー」
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問塔無用 |
地区大会:2回戦 |
写真のようにアーム(というよりハンド)を広げて箱をまとめて取り込み、台の上に置きます。
特徴は上下左右縦横の全方向に自由に動くハンド部(下の写真のカラフルな部分)。
3方向に走るレール上を動いて全方向に稼動し、
まとめて取った箱を積んでいきます。
こちらも未だに生産加工室の「ロボ棚」に眠り続けていますが、
少々劣化激しく…。それもそのはず。
大会の試合中に崩壊していたのです(爆)
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土木403 |
地区大会:2回戦 |
その名の通り土木工学科(現都市システム工学科)が製作したマシンです。
近畿大会唯一の木製マシンで、カラフルにカラーリングしてありました(写真右側)。
見たまんま、クレーンの動きをします。
箱のつかみ方は、箱の自重を利用したもの。
おそらく近畿大会中では最も高く積むことが出来たマシン(全長3[m])ですが、
なんせクレーンの1個づかみなので駆け引きで勝負。
その勝負の駆け引きで1回戦を突破するも、
2回戦では相手にアームを押されると弱いというクレーン型の弱点が表面化。
箱の置きあいに競り負けて敗退してしまいました。
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第5回 '92 「ミステリーサークル」
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名ストライカー神!! |
地区大会:1回戦 |
振り子のような長いアームの先端のショベルでバレーボールを1個すくい上げ、
リングまでアームを持ち上げボールを落とします。
それも1バウンドで入れるという、アーム方と打ち出し方の中間のようなマシン。
確実ではあるものの、さすがに効率が悪く…。
右の写真がアームを上げるアクチュエータの部分です。
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命がけのスローインロボ |
地区大会:1回戦 |
その名の通り、マシンごと倒れ込んでボールをスローインするマシン。
分度器のような形をしています。
スローインのアクチュエータには電気ドリルを使用していますが、
パワーが不足気味で、倒れ込んでスローインが出来るのはおそらく1回だけ。(写真右)
しかも狙うのは1点ゾーンのみという、まさに命がけの一発屋。
珍しく、応用化学科のみのチームが作ったマシンでした。
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