徒然なるままに
Roboken Diary 2001年1月
著者:Way Key


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 そろそろ皆、ミニコンのアイディアを具体化させているようです。 今年も色々なところでデモをやることになりそうだし、1年生も多いので前年以上に力を入れてやりたいところ。 しかし、なにせ人数が多いし、Laboは狭いし工作機械はボール盤しかないしで春休み中に完成、 大会を開けるのか個人的には不安です。結局は設備不足なんだよなぁ。今日のミーティングでも、 ロボコンに限らず広い作業場(というか部室)を求める声が多く出ました。専攻科の上に造れだとか、 ステージ壊してそこに造れとか、工場の前の駐車場に造れとか・・・(笑)。 しかし、来年度又1年生が十数人入ってきたらどうしよう・・・。


1/26

 なぜか放課後長いことLaboに居ました。昨日から夢橋龍2号を改造(?)してます。ロボコン2000が終わった後 1号(親機)が完全に解体されたので、親機制御用のケーブルや1[m]アンテナは、もはや不要となっていました。 余分な物を全て省いてみると、何ともスリムになりました。夢橋龍のケーブルは長くて多かったので、 やたらケーブルが取れました。当分ケーブルには困らんわな。 ついでにコントローラボックスからスイッチも取ろうかな…。

 私がそんなことをやっているその横では、廣瀬が持ってきた古〜いハードディスクを清原さんと共に解体していました。 なんでも1MBもないんだと、そのHDD。凄すぎ。Cバス用のボードもあったな…。HDDからは取りあえず電源ユニットを 外し、まずこれで12[V]、5[V]の電源をGet。今まで直流電源無かったんですよ、うちのロボ研。ディスクの解体は どうなったんだろ?Cバス用ボード(用途不明。1986年物。)からは水晶発振子やコンデンサ、コネクタを頂く予定。 解体は楽しい、実利もあって。もっと電気製品を解体してロボ研のパーツを増やそう!


1/21

 明石高専体育館で開かれた「親子で楽しむロボット教室」に参加してきました。何かタイトルが間違ってました。 講座→教室。去年も参加してまして、その時は結構盛況で夕食を兼ねて明石高専と交流会みたいなんもやりました。 さて、今年はどうだったかというと…

 去年よりかは子供達の数は若干少なかったかもしれません。神戸からはRobocon2000に出場した「とうじろう」と 「KOBE土居っちらんどB」、そして「夢橋龍2号」が出動しました。「とうじろう」は色々事情があって (お子様が触るのは危険)実際に操縦はしてもらえませんでしたが、他は去年通りだったと思います。 子供への操縦指導は後輩に任せて、自分はフラフラと見てまわっていただけでした。 (「今日は見てるだけ」というバッチを付けて!)その様子はこちらで。 夢橋龍2号は今後も出動する機会があると思うので、後輩達にも操縦法、メンテ法を伝えなければなりません。 会場から撤収した後は、一部で神戸明石交流会(もどき)をお好み焼き屋で。神戸からの参加人数は少なかった・・・。


1/17

 今度の日曜日に明石高専で開かれる「親子で楽しむロボット講習会」のためにマシンを修理しなければなりません。 とうじろうは、いつの間にかキャスター取り付け部分がひん曲がっていたり、ストッパーフレームが折れていたり、 ケーブルが焼けたときのまんまだったりと、問題多数。しかし、寒さで手が思うように動かず、作業は進みません。 1日2時間が限界です。ロボコンシーズンはやっぱり夏ですな。


1/16

 うちのLaboには抵抗と発行LEDだけはやたらあるけれど、その他の電子部品は現在全くないに等しいということが 分かりました。双頭龍の遺物電子パーツは今後のロボ研活性のために役立つでしょう。

 今日、「とうじろう」チームのロボコン日記(「爆笑〜」ではなくて、ちゃんとした物。 「愛と勇気と〜のロボコン日記」という長いタイトル)をやっと 書き終わりました。毎日の作業内容だけでなく、その日あった出来事を事細かに書いていたため、 ロボコン期間中はその日の分を書くのに1時間かかってました。しかも、近畿大会当日分がやたら長い。 大会終わってから全てを書き終わるまで3ヶ月近くかかるとは…(爆) そこんとこは、気持ちの整理もあったということで。ちなみに、すべて合わせると200Kバイトになります。 近畿大会当日分だけで20Kバイト。また、「とうじろう」紹介ページで一部を公開すると思います。


1/12

 最近Laboが寒いなぁ〜と思っていたら、ストーブが無いことに気づきました。 笑いネタの方は相変わらず暖かいんやけどね。で、そのストーブは交流会の時に合宿室の物と間違われて 一緒にしまわれてしまったようでした。昨日先生に頼んで取りに行ったんですが、同じストーブが何台もある中から ロボ研のストーブは一目でこれだと分かりました。だって「初代半袖OBの名札が貼ってあった」のだから。 ってか、しまうときに気付よ!

 夜は全国ロボコンチャットに参加させていただきました。タイピング遅いです。しかも寒さで手が冷えて 思うように動かない…。途中からは手袋はめてやってました。タッチタイプできるようならないけませんなぁ。 チャットでの交流会は正直なところ難しかったです。あんまりチャットしないので慣れてませんし。 話題をしぼるのはどうしても難しいです。ま、話し足りなかったところはまた掲示板などで話しましょう。


1/10

 週一のロボ研ミーティング。ミニロボコンのルールを軽く決めました。分かる人には分かるのですが、 このルール、実は国際ロボコン'91「Save The Planet」とほぼ同じです。たった今気づきました。 でも、物を集めてどこかに入れるのというのは、シンプル且つロボットの基本。NHKの大会じゃないんだから、 ロボ研メンバー達には思いっきりアイディアに走ってもらいたいです。チームも分けました。 1チーム2、3人。基本的に2年生以上の先輩と、1年生の後輩合同チームです。決め方はもちろん「あみだ」。 私はマイコンの勉強してから、時間があれば得た知識を使って単独で参加したいと思います。

 そして、すっかり忘れてました。今度の1/21には明石高専で子供を対象とした「ロボット講座」があるのです。 ロボコン出場マシンを修理しなくてはなりません。「土居っちらんど」は大丈夫でしょうが、「とうじろう」は かなり悲惨です。フレームが折れかけてます(しかも代わりの材料は買いに行かないと無い)。 配線が切れてます。コネクタが形をなしていません。こりゃ修理は数日がかりだわ。 いつの間にこんなに壊れたのでしょう?あ、わかった。高専祭だ。


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 一昨日のヒット数はものすごいですねぇ。近畿ロボコン交流会が要因かな? 近畿大会の結果をのせた時に匹敵するくらいでした。 数日前に色々な検索エンジンに登録したので(今頃…)今後もっと増えるかも(*^^*)

 近畿ロボコン交流会以来考えていた「担当教官のあり方」について少し思いつきました。 ひどく個人的な考えなので、ロボ研のページに載せるのはやめて、 自分のページに載せました。 ついでに「ロボコンをアイディア対決に戻す方法」なんかについても考えてみました。 どっちもNHKに対する挑戦状かも。(^^; でも、できればNHKの人にも読んで欲しいですね。 皆さんも是非読んでいただいて、意見、批判をお寄せ下さい。


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 昨日近畿ロボコン交流会が神戸高専で開かれました。どんなもんだったかについては、 こっちをご覧下さい。感想は、「楽しかった、やって良かった」 盛り上がりの心配をする必要もありませんでした。去年ネット上のBBSで話してきたことの倍以上の話ができた と思います(そりゃそうだ)。

 更に、NHKの人たちとも話が出来たのは大きかったと思います。 色々イタイ事(もっとマシンを完成させろと)を言われましたが(笑)、私が今年もリーダーやるのなら、 今でのやり方は変えないと思います。NHKの人は「ちゃんと動かして観客を感動させて欲しい」と言いました。 しかし、自らが感動できなくては、人を感動させることなど決して出来ません。偽りの感動をさせたくはありません。 我々、少なくとも私個人はRobocon 2000の制作方法以上に自分たちが感動できる方法はないと思っています。 だから変えません。今年学んだことはいくらでもあります。同じ過ちを繰り返さないようにするから、学生達は 成長していくのです。たとえすぐに良くはならなくても、積み重ねることが重要なはずです。 NHKの人には申し訳ありませんが。私は、ロボコンとはその「製作期間」だと思っています。結果はついて来るもの。 制作方法に妥協は出来ません。もちろん、ちゃんとした完成を目指しますが。


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 21世紀です。2000年から2001年へ。はい、このページのタイトルが変わりました。 その名も「KOBE Roboken 2001」安易ですねぇ。もともと、RoboconとRobokenをかけてページのタイトルに したので、やっぱりRoboconと同じように後に数字が付くんですよね。「Robocon 2000!」ってノリで。 毎年タイトルが変わるページって・・・。でも、アドレスやバナーがころころ変わるよりはマシだよね。 ね?おっとせい君?

 お約束で、今年(Robocon 2001)の抱負を述べてみたいと思います。 学校側としては「全国出場」でしょうね。ロボ研としてもやっぱりそうなんじゃないかな。 私も全国には行きたいですよ。でも、強いだけのマシンは絶対に作りたくない。 今まで私はアイディアと強さを兼ね備えたマシンを目指してきたつもりですが、 最近は、アイディアのみのウケ狙いマシンを作ってもいいと思ってます。 でも、そこに「勝てる可能性」が無いと嫌。そして、自分って結構野心的な人間だから、 口では色々言ってても、勝てないマシンは作らないと思います。 と、いうことで、せめて視覚的にはハデ(ヴィジュアル系)にいきたいなぁ。(ハデ→観客を魅了する

 色々書きしたが、今年もKOBE Robokenをよろしくお願いいたします。


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